人気のネクスガードスペクトラを知りたい!

テレビCMや、動物病院でも一番進められるオールインワンタイプのお薬ネクスガードスペクトラ。使用したことがない人でも、一度くらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか。従来のネクスガードの効能に、フィラリア予防の効果まで加わり更にパワーアップしたネクスガードスペクトラ。ここでは、ネクスガードスペクトラの全てを解説していきたいと思います!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ネクスガードスペクトラの全貌

そんなにすごいという噂のネクスガードスペクトラですが、ではいったい何がすごいのか?
ネクスガードスペクトラは従来のネクスガードの効能に更にフィラリア症予防をが加わった、これこそオールインワンのお薬なのです。
ネクスガードはノミ・マダニの駆除・予防にこれ1つで効能があり、年がら年中の寄生虫対策としてはうってつけのお薬です。ネクスガードスペクトラはその効能に付け加え、夏の時期には欠かせないフィラリア症予防まで対処してくれます。
なにより嬉しいのは、嗜好性が高い=おいしい、というのがネクスガードスペクトラの「特徴」とも言えます。これにより、飼い主様がお薬をあげるのがとても楽になったという結果がでています。

ネクスガードスペクトラで全て解決

オールインワンタイプの経口型お薬ネクスガードスペクトラは、飼い主様が犬を飼う上で必要とするお薬をたった一つで完結してくれるお薬となっています。
ネクスガードスペクトラが予防・駆除してくれる寄生中はノミ、マダニ、フィラリア症、内部寄生虫(犬回虫、犬小回虫、犬鉤虫、犬鞭虫)と様々な内外部の寄生虫をやっつけてくれます。フィラリア症のお薬に関しては、お住まいのエリアにより違いはあるかと思いますが、一般的には4~11月に必要だとされています。温かい地域になると、年中を通してフィラリア症予防のお薬を飲ませた方がいいと進める獣医師さんもいます。地球の温暖化は、愛犬のお薬に対しても影響を与えているんですね。

ネクスガードスペクトラができること

ノミ・マダニ・フィラリア症予防に加え内部寄生虫まで一度に予防・駆除してくれるネクスガードスペクトラ。これ一つで何役も買ってくれる万能お薬は、体重別に購入できます。超小型犬用2~3.5kg、小型犬用3.5~7.5kg、中型犬用7.5~15㎏、大型犬用15~30kg、超大型犬用30~60kgと愛犬の体重にあったお薬が選べます。
1つのチュアブルで1ヶ月効果が持続し、即効性にも優れています。ノミは6時間以内に、マダニは12時間以内に駆除効果が発揮されます。フィラリア症予防100%、ほとんどの内部寄生虫に関しては99.9%以上の割合で駆除効果があると立証されいます。
投与に関しては、「おやつみたい」と飼い主様の間でも人気があり、96.4%の犬が問題なく食べたと嗜好性調査にて結果がでています。
皮膚に垂らすタイプのスポットオンタイプと違い、投与前後でのシャンプー、水遊び、水泳などを気にすることもなく、いつでもどこでも投与できます。敏感肌をもつ愛犬にとってもお役立ちなお薬となっています。
多頭飼いの飼い主様にも人気があり、経口タイプのため、スポットオンタイプの嫌な臭いがしない、愛犬同士で舐め合う心配もない、直ぐ抱っこやスキンシップが出来たり、触ってはいけないなどの制約がなく、飼い主様も愛犬もストレス削減ということになります。

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ネクスガードスペクトラの凄さ

ネクスガードスペクトラの素晴らしい所は、愛犬がお薬を簡単に摂取でき、ストレスレスでノミ・マダニ、内部寄生虫予防・駆除さらにはフィラリア症予防までが一気にできる点にあります。ネクスガードに配合されている有効成分は2つ、アフォキソラネルとミルべマイシンオキシムです。アフォキソラネルはノミ・マダニに効果があり、哺乳類には安全とされています。もう1つの有効成分ミルベマイシンオキシムは、犬回虫、犬小回虫、犬鞭虫、犬鉤虫そしてフィラリア症対策として効果があります。30年ほど前から使用されているという実績があり、イベルメクチンと同じ系列のお薬です。その安全性は高く、子犬にも使用されます。

 

ネクスガードスペクトラの即効性・その高い駆除率

ネクスガードスペクトラが持つさらなる強みは、その即効性にあります。
ノミ・・・投与後、30分で速やかに効きはじめ、6時間以内に100%駆除します。その効果は1ヶ月続きます。
ダニ・・・投与後、12時間以内に93.40%を駆除し、24時間以内に100%駆除します。その効果は1ヶ月持続します。
特にノミは、愛犬に対してひどい痒みをもたらします。一刻も早く効き目が効いてほしい寄生虫でもあります。
内部寄生虫に対しても高い駆除率を示しています。犬回虫,犬小回虫に対しては100%駆除、犬鞭虫,犬鉤虫に対しては99.9%以上で駆除が出来ます。フィラリア症予防も100%と、心強いお薬です。

フィラリア症について

犬を飼っている方には、フィラリア症が蚊を介して感染する病気だということはご存じだと思われます。どのような感染経路で感染が行われているかご存じでしょうか。中には、フィラリア症予防は本当に必要なのかと考えておられる飼い主様もおられると思います。ここでは、飼い主様が持つ疑問、フィラリア感染の経路、フィラリア症にかかるとどうなるか、治療法は、などを書いていきたいと思います。

フィラリア症は、犬糸状虫症とも呼ばれ、蚊が中間宿主となり犬に感染し、発症する病気です。感染すると、肺動脈や心臓に寄生し、肺、肝臓、腎臓などへ障害を引き起こします。発症してしまうと、犬が死亡する可能性がある大変恐ろしい病気です。
フィラリアに感染していない蚊が、吸血するためにフィラリアに感染している犬へ近づきます。表皮に止まり吸血をします。この時、蚊の体内にミクロフィラリアと呼ばれるフィラリアの幼虫を血液と一緒に吸血します。吸血を終えた蚊の体内で、ミクロフィラリアは約2週間かけて、2回の脱皮を行います。この際、一定の気温が必要なため、寒い冬の間は予防しなくても良いと言われています。2回の脱皮後、ミクロフィラリアは感染能力を備えた感染幼虫へと成長し、蚊の針先(口)まで移動するようになります。
感染幼虫を持つ蚊が、感染していない犬に止まり吸血します。吸血を終え針先を皮下から引き抜くとき、この穴から犬の体内へ感染幼虫が侵入します。1匹の蚊から、多くて10匹程度の感染幼虫が侵入すると言われています。犬の体内へ感染幼虫が侵入してからおよそ1週間から10日で、今度は感染幼虫から脱皮し体内移行幼虫へと成長します。
1か月後の犬の皮下では、体内移行幼虫が血管へ向かって進行します。この幼虫が血管内に入ってしまうと、大変な事態を引き起こします。進入して3~4か月後には、血管内に入った感染幼虫は血流にのり、心臓、肺動脈へ移動していきます。心臓・肺動脈に移行した幼虫は、血液の栄養を奪い、急激に成長、成虫となります。成虫化したメスのフィラリアは血管内にてミクロフィラリアを生み出します。これが、フィラリアの恐ろしいライフサイクルなのです。
主な症状としては、咳が出る、元気消失、食欲減退、お腹の膨らみ、尿に血液が混じるなどが挙げられます。
フィラリア症の恐ろしい所は、感染してから初期のころは無症状であることが多いことです。感染幼虫が犬の体内に入ったからと言って、すぐに症状が出たり、体調に変化が出るものではありあません。フィラリアが最終目的地の寄生場所へ住みつき、何年もかけて病気を進行させたころ、初めて気づくことが多い病なのです。そのころには、心臓や肺の血管はボロボロになっていると思われます。

フィラリア症にはまだ、確実な治療法がないとされています。治療には、危険と負担が伴います。フィラリアの成虫を取り除く・対処するには以下の方法があります。
薬で駆除・・・成虫が心臓で死ぬと、血管につまり、重篤な症状になる得ることがあります。
手術・・・頸動脈を切開し手器具を挿入、心臓から成虫を取り除く手術です。手術には大きな負担がかかり、手術によって亡くなる場合もあり得ます。
対処療法・・・積極的な駆除をするのではなく、症状を軽減する措置を行います。

フィラリア症予防について

フィラリア症は、感染し、フィラリアが成虫になってしまうと対処が大変難しい病となっていますが、予防することで防げる感染症の一つでもあります。毎年必ず、定期的に投薬することによって、確実に食い止めることが出来るのです。フィラリア症予防のポイントは大きく2つ。毎月かならず投薬する事と、予防薬の開始時期と終了時期を間違えないという事です。
フィラリア症予防薬は、一般的にひと月ごとに飲ませる必要があります。フィラリアが体内に入ってから、心臓・肺などの血管にたどり着くまでにおよそ二か月ほどかかります。感染幼虫が体内に入ってから、彼らが皮膚の下で活動している間は、犬の体調には変化は起きません。この二か月という期間がとても大事で、この間に感染幼虫を駆除・成長を止めてしまえば大きな問題にはならないということになります。フィラリアの感染幼虫が心臓・肺動脈に入ってしまうと、予防薬では駆除できなくなります。 1ヶ月に1回、必ず予防薬を飲ませることを徹底しましょう。
予防薬の開始時期は飼い主様のお住まいの地域によって変わってきますが、4月、又は5月ごろから11月前後といったところです。もっとわかりやすく言えば、「蚊が飛び始めてから」と「蚊を見なくなってから一か月」という感じです。これであれば、暖かい地域であれば早くから、遅くまでの投与が必要になってきます。薬の投与をやめる際は、注意が必要です。最後の最後で蚊に刺されてから、最後の薬が投与されずにいると、犬の体内にまだフィラリアの幼虫が残っていることになります。目安としては、蚊がいなくなってから一か月と考えておくと間違いりません。投薬をやめる時期が不確かな時は、かかりつけの獣医師へ指示を仰ぐといいでしょう。

犬回虫について

回虫症は、回虫という寄生虫(線虫類)によって引き起こされる病気の名称で、犬回虫が最も多く、犬小回虫が寄生する場合もあります。感染経路は大きく分けて二つあり、虫卵の含まれた糞や回虫症にかかっている動物を誤って食べてしまう経口感染と、回虫症に感染している母犬の胎盤や母乳からの感染による垂直感染とがあります。回虫はミミズのように細長いひも状の白い虫で、ヒトや犬など多くの哺乳類に小腸に寄生します。全長はオスで約10㎝、メスで約18㎝まで成長し、メスは1日に約10万個の卵を腸内で生みます。その卵は犬の排便と共に体外へ排出されます。よく見られる回虫症の症状は、元気消失、食欲がなくなる、下痢、嘔吐、排便時にひものような虫(回虫)が出てくることが見受けられます。万が一症状が悪化して、肺炎に感染してしまった時には気をつけなくてはいけません。犬が肺炎にかかると、最悪の場合2~3日で亡くなってしまうことがあるからです。上記の症状が見られた際には、すぐにかかりつけの動物病院で診察・検査してもらうことをおすすめします。

犬回虫にかかるとこのような症状が見られます

  • 元気がなくなる
  • 食欲減退
  • 排便時にひものような虫の確認
  • 下痢
  • 嘔吐
  • 体重減少
  • 腹部の膨らみ
  • 貧血
  • 体毛のツヤが減少
  • 肺炎
  • 子犬の発育不良

犬回虫への治療と予防

検査は主として、血液検査、時には胸部X線検査、腹部超音波検査が行われます。治療は、回虫駆除の駆虫薬を投与し様子を見る方法が取られます。一度で駆除できないこともあるので、獣医師の指示の元、何度か通院する可能性もあります。肺炎にかかってしまっている場合は、肺炎の炎症を抑える治療も必要になるため、愛犬に負担がかかります。回虫は飼い主様(ヒト)にも感染する病気(人畜共通感染症)ですので、気をつける必要があります。ヒトに感染してしまうと治療が難しいため、愛犬が回虫にかからないようにするのが一番の方法です。
犬回虫はかかる前に駆除薬での投与が効果的です。予防・駆除薬は、胎児に影響を及ぼすものもあるため、投与時、投与の薬に配慮が必要となります。不確かな場合はかかりつけの獣医師へ確認をとってから、投与することをおすすめします。 犬回虫への一番の予防は、定期的に寄生虫を駆除するお薬を飲ませることです。ネクスガードスペクトラは飼い主様が気になるほとんどの寄生虫を一度に対処でき、更には効果が1ヶ月と持続するので、症状が出てから対応するのではなく、感染しないように予防するのが一番の方法です。

予備コラム
ヒトが(犬から)回虫症にかかったら

感染経路としては、回虫に感染した犬・猫の便の中に排出された虫卵が、何らかの経緯で口に入ったことが考えられます(幼虫移行症)。子供であれば砂遊び、外で遊んだあと、大人ではガーデニングや外での作業の後に、良く手を洗わないまま食事をしたりすることで手に付着した虫卵を経口摂取した可能性が考えられます。犬から感染する犬回虫は、ヒトはその回虫にとって適した宿主ではない為、成虫にならずに幼虫のまま体内をさまよい、様々な臓器へ侵入していきます。

症状としては、大きく分けて二つあり、内臓移行型と眼移行型があります。
内臓移行型は発熱、体のだるさ、食欲不振などがありますが、幼虫が侵入する臓器により、症状は異なります。肺へ侵入すると、咳や喘息などが起き、脳に達するとてんかん発作の原因になるともいわれています。眼移行型になると、主な症状は網膜脈絡炎、ブドウ膜炎、網膜内腫瘤、硝子体混濁、網膜剥離による視力障害・視覚障害、霧視(むし:眼の充血、光視症、羞明、飛蚊症、眼球が動いている時、又は止まっている時に出る痛み)、飛蚊症などがあります。肺に入ると肺炎、その他には神経型の症状として、しびれや麻痺、潜在型、アレルギーの原因など新たな症状も確認されています。ヒトに感染してから症状が出るまで、1ヶ月ほどかかると言われています。

回虫症の診断・検査・治療

ヒトも同じく、血液検査による寄生虫への抗体(寄生虫などによる攻撃から体を守るためのタンパク質)の検査をします。肺の炎症、肝臓の腫大、発熱、白血球内にあるある特定の好酸球の増加などが認められた場合、回虫症の疑いが高くなります。血液検査の結果に、トキソカラ属線虫の抗体が発見されたときは、回虫症として確定します。
重い症状がみられる場合は、メコチルコステロイドとベンダゾール、又はアルベンダゾールのいずれかを併用して治療が行われます。眼球に症状がある場合は、レーザー光凝固術によって、目の中にいる幼虫の駆除が行われる場合もあります。

犬鉤虫について

鉤虫は線虫類に属する寄生虫の一つで、世界中に多くの種類がみられます。
犬に寄生する犬鉤虫、猫に寄生する猫鉤虫の二種類が日本では一般的です。
これらはヒトにも感染する人畜共通感染症の一つです。
この寄生虫は都市部ではなかなか感染がみられませんが、動物愛護センターや、屋外で保護された犬に稀に見られる寄生虫の一つとなっています。保護施設や、ブリーダーの犬舎ではまれに集団発生する場合があるので、場所によっては注意が必要な寄生虫でもあります。

犬鉤虫の大きさは1~2㎝ほどの大きさで、頭部に鈎(かぎ)の様な構造をもった消化管内寄生虫です。宿主の小腸から吸血をする際、この鈎の部分を引っかけるようにして吸血します。大量に発生した場合、大腸にも見られます。交尾をして産卵するタイプの寄生虫で、オスよりもメスの方が大きくなります。吸血行動も特徴の一つで、白色の体は、吸血後には赤っぽく見えることもあります。

犬の体内でメスが産んだ卵は、排便により体外へ出されます。卵から孵化した幼虫は主に土の中で生活をし、感染子虫となります。虫卵は、気温が高い所では孵化の速度が速いとも知られています。孵化した感染子虫はその後、犬への寄生のタイミングを狙っています。

鉤虫の感染経路には大きく分けて三つ、経口感染、経皮感染、犬の母子間での胎盤・授乳による感染経路があります。このうち、犬とヒトに共通するのは、何らかの形で幼虫が口から体内に入り込む経口感染、又は感染した愛犬の糞便、土の中に潜む感染子虫が皮膚に穴をあけ体内へ入り込んでくる経皮感染があります。経皮感染すると、感染子虫は血液などで体内へ運ばれます。鉤虫は食道、胃、小腸にたどり着くと、そこで成熟し虫卵を排泄します。犬の母体が感染していると、妊娠出産時に胎盤感染や、授乳による感染もあります。一部の鉤虫は小腸内でとどまらず、体内へ残り、小腸への持続的な感染源と成り得ることもあります。小腸内の寄生虫を駆除しても、数か月~数年の間、体内で再感染をすることがあるという事です。

犬鉤虫にかかるとこのような症状が見られます

  • 食欲不振
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 発育不良
  • ひどい貧血
  • 血便(粘っこい)
  • 体重減少
  • 腹痛
  • 体を丸める
  • 毛のツヤが悪くなる

犬鉤虫への治療と予防

犬鉤虫に感染しているかどうかは、検便がおもな検査方法となります。排便を顕微鏡で見ることで検査を行います。鉤虫の虫卵が見つかれば鉤虫症という確定診断が下されます。鉤虫は大量の虫卵を排泄するため、消化管内寄生虫の中では、比較的発見しやすいとされています。獣医師を訪れる場合は、以下の内容を伝える必要があります。

  • 下痢が始まった時期
  • 便に血が混じっているかどうか
  • 下痢の頻度
  • 腹痛の様子がないか
  • 子犬を迎えた場所とその環境(子犬の場合)

無症状や軽い症状であれば駆虫薬の投与のみとなり、その他の消化器系の症状に関してはそれに応じた対処療法がとられます。
慢性感染や大量寄生により、重度の貧血、低タンパク血症や低アルブミン血症を起こしている場合は輸血が必要になることもあります。

鉤虫が駆除されても再感染の恐れがあるため、予防的駆虫も必要となります。
犬鉤虫への一番の対処法は、予防薬を忘れずに定期的に投与することです。ネクスガードスペクトラは飼い主様が気になるほとんどの寄生虫を一度に対処でき、更には効果が1ヶ月と持続するので、症状が出てから対応するのではなく、感染しないように予防するのが一番の方法です。

予備コラム
ヒトが鉤虫症になったら

ヒトが犬鉤虫に経皮感染をした場合、人間の体内で幼虫が成虫まで発育することはほとんどありません。そのかわり、皮下を幼虫が動き回り、皮膚炎を起こすことがあります。感染子虫に感染しても、犬鉤虫は体内で死滅するので、人間への感染に関してはさほど心配する必要はありません。

犬鞭虫について

犬に寄生する鞭虫は、犬鞭虫と呼ばれるます。虫卵の大きさはおよそ20x50マイクロメートルで顕微鏡でしか確認ができない大きさです。卵殻は厚く、虫卵の両端に腺のような構造がみられるため、見た目はレモンのような形をしています。成虫になると、大きさが6㎝前後になる吸血性の消化管内寄生虫です。虫体が鞭(ムチ)のように見える特徴を持っており、虫体前方から約3分の2がとても細くなっているのが特徴です。
都市部ではあまり診断されない寄生虫ですが、農地や広場に点在することが多く、主に屋外に生活の拠点をおく犬に感染することがあります。それでも感染率はそれほど高くありません。室内犬ではもともと鞭虫自体の糞便検査での検出率が低いこともあり、犬鞭虫症を診断することは稀なケースとなっています。

犬鞭虫にかかるとこのような症状が見られます

寄生虫の数が少ないと症状が出ないことも少なくありませんが、数が多くなると以下の症状が考えられます。

  • 下痢
  • 血便
  • 排便時に苦労する
  • 大腸性下痢

鞭虫感染に気づかず慢性化している場合、診断・治療が困難な慢性腸炎、又は炎症性腸疾患(IBD)などの慢性腸疾患からみられるものと同じ症状で、慢性下痢、脱水、削痩(さくそう)、腸管からの出血が引きおこす貧血、タンパク質漏出により低タンパク血症などが発症します。

厄介ですが、理由・原因のわからない慢性腸疾患の中には、犬鞭虫症によって引き起こされる慢性の下痢があると考えられます。長期にわたって原因が特定できない下痢を起こしている場合は、この寄生虫を考慮に入れる必要があります。
あまりに症状がひどい場合は、過度の貧血、過度の下痢により死に至ることもあるので、決して軽視してはいけません。

犬鞭虫への治療と予防

犬鞭虫卵の一番厄介な点は、外界にとても強く、比較的高温化で発育が行われます。4度以下では発育をしないと言われていますが、土壌では5年もの長い間感染能力があるという報告もあるほどです。
犬が集まる公園などが汚染源となり、一度の駆虫では完全に除去できないことが多いのも難点の一つです。

糞便検査により、顕微鏡検査にて虫卵を見つけることによって感染していることが確認されます。糞便検査での検出率はとても低く、寄生虫の数が多くても糞便検査では見つかりにくい寄生虫と知られています。疑いが高い場合は、何度も糞便検査をする必要が出てきます。無症状ないし軽い症状ノミであれば駆虫薬のみの治療が行われます。
鞭虫に感染していることがわかったら、駆虫薬が投与されます。この寄生虫に感染していると、重度の感染によりひどい貧血を起こしていることも考えられるので、必要に応じて、輸血治療も考えられます。消化器症状も現れているはずなので、その症状に見合った治療が取られます。

  • 駆虫薬の投与
  • 輸液療法
  • 輸血

駆虫薬としては、フィラリア予防薬として知られるミルべマイシンオキシム(ネクスガードスペクトラの有効成分の一つ)、ブラジクアンテル、パモ酸ピランテル、フェンバテル合剤、フェンベンダゾールなどが使用されます。

ノミについて

犬を飼っている方なら、まちがいなく耳にしたことがあるノミですが、それでは一体ノミとはどんなものなのか、この機会に詳しく読み解いてみたいと思います。

ノミとはどんな生き物なのか?

ノミとは、節足動物昆虫綱ノミ目に属する昆虫の総称のことで、シラミと共に代表的な外部寄生昆虫に数えることが出来ます。6本脚からなる平べったい生き物で、世界中のあらゆる場所に生息、確認でき、すべての動物にとって最も一般的な外部寄生虫となっています。ノミは体長およそ2〜2.5ミリほどで、肉眼でも確認できる砂粒ほどの大きさです。吸血タイプで、翅は持ち合わせていません。
散歩中に寄生してしまったノミの成虫は、24~48時間で宿主の体表に卵を産み付けます。この卵が宿主(犬)の体から落ち、犬のベッドやカーペット、畳などに落ち孵化します。繁殖に適した温度は13度以上とされているため、室内では一年中繁殖ができるということになります。幼虫は何度か脱皮を繰り返し、さなぎとなり、その後成虫になります。成虫になるとまた寄生を繰り返します。一度室内へ持ち込まれると、繁殖速度が早くあっという間に恐ろしい数のノミが室内で発見されることになります。

ノミの感染経路は?

ノミは卵から幼虫になり、さなぎになり成虫になります。犬に寄生するノミで、吸血をするノミの状態は成虫のノミだけとなります。成虫は、ノミの一生を考えた時間に当てはめると、ほんの5%だけの間といわれています。残りの95%のノミの人生は寄生するためにどこかに生息しているということになります。室外なら草むら、日の当たらないところ、室内なら、愛犬のお気に入りのクッションやカーペット、ソファーの隅っこなど隠れるところは至る所にあります。
感染経路として一番多いのは、屋外にて潜んでいるノミの成虫が、宿主となる犬(や猫)が通りすがる時に飛びついて寄生するパターンです。飛びつく相手は動物だけでなく、飼い主様である人間にたまたま飛びつき、帰宅後、愛犬に寄生するという可能性もあります。

ノミの能力は?

ノミといえばその驚異のジャンプ力です。翅はないものの、後ろ足が非常に発達しているため、体長の約60倍の高さを飛ぶことができ、更には100倍の距離を跳躍できると言われています。その跳躍力を使い、宿主となる犬・猫、更には人間に飛びつく機会を狙っています。

ノミの住処は?

室内でいうと部屋の四隅、家具の下、隙間など暗く湿った環境を好みます。カーペットや絨毯、ソファーの角、ベッドなどにも見られます。愛犬が多く時間を過ごす場所でも発見されることが多く、日ごろからノミの繁殖場にならないように清潔にしておく事がとても大事とされています。室外では、縁の下や草むら、暗く直射日光が当たらないじめじめとしたところで多く見られます。犬小屋の下や日が当たらない庭の草むらなどが要注意場所となります。ノミは冬の間でも温かい室内で寄生から繁殖、産卵を繰り返すことが可能となっています。

ノミの繁殖力は?

ノミの繁殖力は驚異的で、ノミが好む環境が整うと以下の様なデータが出ているとされています。

産卵直前のメスのノミ10匹がいるとします。卵が孵化し、幼虫からさなぎへと成長し、1ヶ月後にはノミの成虫がおよそ2000匹になるとされています。これと同時に、9万個以上の卵に、10数万個匹の幼虫を生み出すと言われています。直射日光がなく、暖かい室内環境はノミにとっては最高の繁殖場所と成り得ます。「ノミは一匹見たら50倍はいると思え」と聞いたことがあります。目に見えないところに知らず知らずのうちに大繁殖するノミは、寄生する前に予防・駆除するのが最善の解決策となっています。

ノミは、湿度が高く(70%以上)で、気温が低くなりすぎない時期(18~27度)、一年中冷暖房により一定の気温が保たれている室内では、ノミの格好の繁殖場所と成り得ることがあります。冬になり温度が下がっても、室内の温度は今まで同じように快適に設定されています。このことより、室外でノミが見つからなくても、卵やさなぎの状態で3ヶ月から半年の間、繁殖に適した環境が整うを待っているため、年がら年中ノミの生息に気をつけなくてはいけません。

ノミの死滅温度は?

ノミは熱に弱いとされています。60度以上で死滅すると言われているため、ペットが良く過ごす場所にあるもの、犬用ベッド、クッション、シーツ、カバー、毛布、布団などは、お湯で洗い乾燥機で乾かすことによって、ノミの駆除、繁殖を抑える手助けとなります。乾燥機がないお宅では、太陽光の元で干すこともとても有効的とされています。

ノミが引き起こす症状は?

  • ノミの大量寄生・吸血による貧血
  • 毛の艶が落ちる
  • 吸血の刺激や、痒みによるストレス
  • 掻き傷による可能性皮膚炎

ノミの寄生で一番起こる可能性が高いのが、ノミアレルギー性皮膚炎です。これは、ノミが吸血するさいに出す唾液に対し、アレルギー反応が起こり、激しい痒みを生み出します。赤いぽつぽつとした発疹ができ、掻きすぎると化膿することもある皮膚病です。アレルギー反応がない犬については、ノミがいるにも関わらず無症状で気づかないケースもたくさんあります。ノミの寄生は人間にも同様の症状が見られることがあります。ノミ刺咬性皮膚炎と呼ばれ、ノミがジャンプできる範囲内、膝下あたりからはじまって、そのうちソファーやベッドにノミが増えることにつれ、背中など体全体に症状が広がっていきます。

ノミの寄生数が多いと、抵抗力の低い高齢・若い犬に関しては貧血がみられることがあります。

もう一つは、ノミの体内に瓜実条虫の幼虫が入り込んでいた場合、ノミを潰したりすることで、瓜実条虫症を引き起こす可能性もあります。下痢や、体重減少が主な症状です。

愛犬が痒がる症状を見せなくても、ノミの寄生は飼い主様にも影響を与える可能性があるため、予防・駆除薬をもちいて予防するのが一番でしょう。

ちょっと余分なノミコラム
ねこノミに刺されるとどうなる?

人間が猫ノミに刺されると、犬につくノミとは違う症状がでます。皮膚上に直径1㎝ほどの紅斑や丘疹などがみられます。早いと10分、遅くとも48時間前後で激しい痒みに襲われます。患部を掻きむしる事により、細菌が入り込む2次感染による化膿が出ることがあります。ひどいときには水ぶくれになることもあるため、注意が必要です。

マダニについて

マダニが犬に寄生する恐ろしさは、飼い主様ならすでにご存じであるかと思われます。マダニを介して感染する病気の中には、愛犬の命を奪ってしまうものまであります。
マダニは、私たちが普段聞くダニとは別種類のもので、一般的にダニといわれているのは目に見えないほどの微小ダニで、これらは畳、布団などで生活し、主にはアレルギーの原因となることがほどんとです。
マダニは肉眼で見て私たちがわかる、大型のダニのことを指します。マダニは動物に寄生し、多種多様の病原体を運び(媒体となる)、吸血することで栄養分を得ています。

マダニとはどんな生き物か?

マダニの見た目は昆虫(昆虫は6本脚)の様ですが、クモやサソリと同じ8本の脚をもつ節足動物に分類されます。マダニは身近な害虫であるイエダニと同じダニの1種類ですが、吸血する大きな違いを持ちます。生息場所は山の中をはじめ、庭、公園などいたるところに生息しており、近くを通った動物(宿主)にくっつき吸血を始めます。

犬の頭皮や耳、顔の周り、肉球の端っこなど、皮膚の薄い部分を好み寄生し、とがった口(口下片)を差し込み、セメントの様なもので固定し、吸血と唾液の分泌を繰り返します。この口下片は皮膚のおくまで入り込み固定されるため、無理に取ろうとすると、マダニの口だけが残り、皮膚病の原因になることもあります。

マダニはどうやって寄生する?

マダニの生息地は先ほども述べたように、様々な場所が考えられます。山、森、草むら、公園、歩道の茂み、河川・河川敷など場所を問いません。彼らはひっそりと隠れ、散歩やピクニックなどにきている犬(や人間)にくっつき吸血を始めます。

マダニの繁殖力は?

ノミと同様、マダニも凄まじい繁殖力を兼ね備えています。マダニの種類、マダニにとって適切な環境がそろうと、一か月で、一匹のメスのマダニから生み出される卵の数は2000~3000個と言われているほどです。

マダニが引き起こす症状は?

マダニを介して感染する病気にはこれらがあります。

犬バベシア病

バベシア原虫が犬の赤血球に寄生する病気です。2~4週間の潜伏期間を経て発症します。赤血球が破壊され、貧血、食欲不振、黄疸などが見られます。ひどい場合には死亡することもあります。

ライム病

シュルツェが媒介する病気で、ボレリア菌が原因です。初期症状においては倦怠感、頭痛、発熱、紅斑が見られ、インフルエンザの様な症状が見られます。そののち、神経症状、皮膚症状、関節炎、目など様々が部位にて症状が現れます。

Q熱

病原体はリケッチアの一種であるコクシエラバーネティーで、動物に感染してもほとんど症状が出ない病気です。人間への感染の方が危険で、高熱や激しい頭痛、筋肉痛などインフルエンザに似た症状を示します。ひどくなると肺炎、肝炎、心内膜炎などを引き起こす可能性があります。

人間が感染すると最も恐ろしい病気がこれになります。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

SFTSウイルスがマダニから人間へ感染すると発熱、消化器症状、食欲低下、嘔吐、下痢、腹痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状、肝酵素上昇などの症状があり、重症化すると血小板の減少により、死亡することも考えられます。

マダニの大きさは?

成長段階により大きさが変化します。幼ダニの時は約1㎜、若ダニになると最大で1.6㎜、成ダニになると、オス、メスともに3~4㎜。成虫のマダニは吸血してから満腹になると10〜20㎜になるものもいます。一生のうちに3回のみの吸血ですが、1回の吸血期間が数日から、長いものは10日間以上にもなります。

マダニのライフサイクルは?

卵からかえった幼ダニはとても小さく、この時点では6本脚をもっています。この幼ダニも成ダニと同じく宿主に頭部をしっかりと固定する能力を持っており、宿主を見つけ吸血を始めます。(宿主である犬(など)に病原体があると、血液と共にダニの体内へ運ばれます。)

お腹いっぱいに吸血を終えると、宿主から離れ、地面へ落ち脱皮をします。ここで初めて若ダニとして8本脚のダニ(マダニ)となります。若ダニは次なる犬(宿主)を待っては、吸血をします。(この時、若ダニが抱えている病原体を犬へ送り込む、又はその逆も考えられます。)そしてこの吸血を終えるとまた犬から離れ、地面へ落ちて脱皮をして、成ダニとなります。

ここまでのライフサイクルがオス・メスのマダニに共通していますが、ここからは違うサイクルが発生します。

メスの(成)マダニはまた吸血するために犬へ寄生、吸血をします。(病原体の行き来の可能性あり)吸血を終え、パンパンに膨らんだメスは地面へ降りて産卵を始めます。産卵数は1匹のメスから2000~3000個と言われており、産卵を終えると、メスは死んでしまいます。そしてこの卵から幼ダニが生まれるというわけです。

オスの(成)マダニはメス同様犬を待ち吸血をしますが、メスと大きく違うところは、パンパンにおなか一杯になる前にこの犬(宿主)から離れ、次の宿主へ移動し、吸血を繰り返すというところです。オスは卵を産みませんが、病原体の媒体として犬から犬へと移動する可能性が増えてしまいます。特にオスのマダニに関しては、大きくなる前に犬から離れてしまうため、メスに比べて発見が難しいとされています。

マダニが病原体を吸血により受け渡しするのは、吸血を始めてすぐであると言われています。マダニを発見した際には、すでにこの病原体が犬に入っている可能性が高いと思われます。

マダニは吸血してしまうと病原体が愛犬の体へ入ってしまいます。マダニへの効果も高いネクスガードスペクトラでマダニ感染も防ぎましょう。

マダニ予防には?

マダニの活動は春から秋にかけてが一番盛んであるとされています。この時期はマダニに噛まれる可能性がぐんと上がるため、注意が必要です。近くの動物病院などでマダニ発見の報告などがある場合は、散歩から帰ってきたら、愛犬の体を一通りチェックするのがいいでしょう。特に肉球のあいだ、顔の周り、お尻、脚の付け根、また、口内に入る時もあります。パット見で見えないところに隠れて寄生することが多いため、見落とさないようにしましょう。

予備コラム
人間にも恐ろしいマダニへの対策

マダニの活動が盛んである時期、このころは人間への寄生・吸血も大いに考えられます。上記に述べたマダニが多く潜んでいそうな場所へ出かける時は、噛まれにくい服装で出かけることが望ましいです。長袖・長ズボン、足がすっぽりカバーされる靴(サンダルなどは良くない)、帽子、手袋、更には首の周りにタオルを巻くなどして、肌が露出する部分を減らすのが一番です。帰ってきたら、一通り(髪の毛の中も含めて)さっと確認することをおすすめします。服装は明るめの方がマダニの発見に役立ちます。

ネクスガードスペクトラについてよくある質問。

ネクスガードスペクトラは何に効果がありますか?

  • ノミ・マダニの駆除・予防
  • 完全フィラリア症予防
  • 内部寄生虫(犬回虫、犬小回虫、犬鞭虫,犬鉤虫)

ネクスガードスペクトラは何キロまで?

  • 超小型犬用2~3.5kg
  • 小型犬用3.5~7.5kg
  • 中型犬用7.5~15㎏
  • 大型犬用15~30kg
  • 超大型犬用30~60kg

サイズ(体重)によって選べます。超小型から超大型まで、様々なサイズの犬に対応しています。

ネクスガードスペクトラはいつからいつまで?

一般的には4~11月だと言われていますが、地域によっては若干の違いがあるので、詳しい投与期間に関しては、かかりつけの獣医師さんへお尋ねください。

ネクスガードスペクトラの副作用は?

有効成分が2種類あるため、下記の副作用が考えられます。

アフォキソラネルにより考えられる副作用

  • 下痢
  • 嘔吐
  • うとうと寝続ける

ミルべマイシンオキシムにより考えられる副作用

  • 元気がない
  • 無気力
  • よだれを垂らす

上記アフォキソラネルと、ミルベマイシンオキシムから来る副作用は、数日で収まるものがほとんどの様で、命に関わるほどのものではないようです。人間と同じように個体によって反応が違いますので、少しの変化も見落とさないのが大事です。
その他の副作用としては、ネクスガードスペクトラに使われるお肉による食物アレルギーも可能性があります。その症状としては以下が考えられます。

  • 皮膚にかゆみを伴う炎症
  • 軟便・下痢
  • 湿疹
  • じんましん
  • 嘔吐

海外からの通販で不安になることを挙げてみました。

海外からの購入って不安・・・

ちゃんとした通販会社なら心配する必要はありません。
ただし、今日買って明日届く、というわけにはいかないので一ヶ月ぐらいは余裕を見て購入するのが良いと思われます。

海外からの発送をしてくれる通販はいくつかありますが、うまく見つけることが出来れば値段も安く、カスタマーサービスがしっかりしているとの口コミがたくさんあるところがあります。

日本語で質問できるんでしょうか?

海外からの購入で一番不安なのは、「日本語で対応してくれるか」だと思います。ほとんどの通販会社ではでは日本人スタッフが対応してくれるのようなので、安心できます。

海外にある通販から買うのって大丈夫なの?

厚生労働省の定めによると、個人の使用でペットに使うことのみを条件に海外のオンラインサイトからの購入が認められています。購入した商品をさらに販売することは認められていません。

箱の表記が英語なんですが、本物なんでしょうか。

ネクスガードスペクトラはベーリンガーインゲルハイム(Boehringer Ingelheim)という製薬会社で作られており(旧メリアル)、海外向けにも製造がされています。同じ内容のお薬が、英語で表記されているだけの違いとなります。(製造の際につけられるバッチ番号にて確認ができます)

ネクスガードスペクトラは2015年に販売されて以来、実績と信頼を勝ち取ったお薬です。
有効成分であるアフォキソラネルはノミとマダニに効果を発揮します。
(哺乳類には安全であることが確認済み)

良いお薬を安価で求める

愛犬には良いお薬を上げたいと思うのが、飼い主様としては誰もが望むことです。
良いお薬を安価で購入できるならなおさらです。そこで節約できた分は、おやつ代、ご飯代など愛犬を喜ばせるための資金として使えます。

信頼のおける通販会社を選べば、国外であろうと心配はありません。国内においても、全ての通販会社が信頼のおけるものかどうかというのも疑問の一つです。ようは、しっかりと信頼性のある会社を選べばいいという事です。

 
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喫煙による動物への被害

喫煙がもたらす愛犬への健康被害とは。 各国の政府や保健機関が、喫煙がもたらす危険性について認識を高めてきました。世界中の人々が、喫煙者本人と、または喫煙者の周囲に暮らす人々の健康に対し、どのような危険性があるのか学んできました。 こうした喫煙がもたらす健康被害の影響は、人間だけでなくペットにも同様に言えることが出来ます。 ASPCA(American Society for Prevention of Cruelty to Animals=米国動物愛護協会)のデータによりますと、米国で確認されるペットオーナーの数はおよそ7100万人で、その約5分の1に値する人たちが喫煙者であることがわかっています。   副流煙にさらされることで、毎年5万人のアメリカ人が死亡していると推測されています。この副流煙にさらされる家庭の中に、400万にの子供たちが関係し、更にはこの家庭内にペットとして犬が存在していることも忘れてはなりません。   数々の研究結果により、犬・猫などの動物が副流煙にさらされると、人と同じように、健康被害が出ることがわかっています。ガンのリスク、肺活量の低下、副鼻腔の問題などが挙げられます。 循環器疾患、喘息、眼病、呼吸器疾患、慢性肺感染症などが、副流煙によって引き起こされる犬に発生する病気の一部となります。 シビアなケースとして、肺がんや、鼻副鼻腔がんを発症する可能性もあります。コロラド州の研究によると、喫煙者と生活を共にする犬の鼻腔腫瘍の発生率は、喫煙者がいない家庭で暮らす犬よりも高いと証明されています。 特に、コリーなどの鼻の長い犬種は、鼻の長さが短い犬種に比べると、鼻腔腫瘍や癌にかかる可能性が高くなります。 専門家によりますと、鼻の長い犬種に関して、吸い込んだ副流煙が肺に到達する前に、毒素や発がん性物質が沈着する副鼻腔の表面積が大きいからとしています。発がん性物質が肺に到達すると、鼻の長さに関わらず、全ての犬種が肺がんのリスクにさらされるということになります。 副流煙の中には4,000以上の化学物質が含まれています。これらの化学物質には一酸化炭素、ホルムアルデヒト、ヒ素、ベンゼン、クロム、ニッケル、塩化ビニールなど大変危険な毒素が含まれています。これらはすべて、人だけでなく、一緒に暮らしているペットの健康を脅かし、慢性疾患のリスクを高めます。 喫煙をする人と一緒に暮らす人には、喫煙者に外に出てもらうなど、お互いの健康を気づかって共に暮らしていくのが望ましいでしょう。